お麩に栄養はある?タンパク質が多いのはなぜ?焼き麩と生麩の違いは?

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お麩(ふ)はほとんどの家庭で、お吸い物やお味噌汁などの料理で使用される食材ですね。

なければなくても不自由は感じませんし、一見栄養があまりないように感じる方も多いのではないでしょうか?
でも調べてみると、お麩のことを知らないのはもったいない!と思いました。

この記事ではそんな脇役のお麩について紹介します。

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お麩に栄養はある?

お麩はあまり栄養がないと思っている方が多いという話を耳にしますが、実は「こんな栄養素があるんだ!」と驚くほどの食材なんですよ。

それではお麩の栄養素を紹介していきますね。

■たんぱく質
身体のあらゆる組織、臓器、筋肉、皮膚、髪などを作る重要な成分で、基本的な身体機能の維持になくてはならないものです。また、免疫力の向上や貧血の予防に役立ちます。

■カリウム
体内の水分や塩分の濃度を調整して、余分なナトリウムの排出を助け、高血圧やむくみの予防に役立ちます。

■カルシウム
骨の主要な構成要素であり、骨の強度を維持するために不可欠です。また、活発な生活を維持するために必要な栄養素で、近年では大人や子供の間でカルシウム不足が心配されています。

■マグネシウム
骨や歯の形成に必要であり、細胞の健康を保つのに役立ちます。

■鉄
赤血球の構成要素であり、体内の酸素供給に不可欠で、貧血予防に効果的です。

お麩にタンパク質が多いのはなぜ?

お麩の主な成分はタンパク質です。
タンパク質は、動物性食品と植物性食品にそれぞれ含まれていますが、お麩に含まれるのは植物性のタンパク質です。

普通、動物性食品には高品質のタンパク質が多いですが、同時に多くの脂質も含まれています。

一方、植物性タンパク質は利用効率が動物性タンパク質に比べて低いですが、脂質が少なく低カロリーです。

焼き麩と生麩の違いは?

「生麩」とは、グルテンにもち粉または小麦粉を混ぜてこね、蒸したり茹でたりして作られる食材です。よく田楽で食べる機会があるのではないでしょうか。
モチモチしていておいしいですね。

一方、「焼き麩」は、生麩にでんぷんや膨張剤を混ぜて成形し、焼いたものです。
通常、丸い切り口で一口サイズになっており、スーパーマーケットで一般的に販売されています。

また、焼き麩を棒状に巻いて焼く「車麩」も、スーパーで頻繁に見かけることがあります。

お麩をもっと活用しよう!

お麩はさまざまな使い方があります。

お麩の戻し方
まずは乾物と同じように、ぬるま湯を使用すると戻す時間が短縮されます。
お麩を十分な水分に漬けて約10分間放置します。(60〜80℃が適しています)
全体がふわっと柔らかくなったらOK。最後に両手でやさしく絞ってください。


1. 食べ過ぎを防ぐために:

お麩は水分を吸収し、膨らむ性質があります。
そのため、少ない量でも食べる満足感を得ることができ、食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。

2. 年齢に関係なく食べられる:
お麩は水分を含んで柔らかくなり、小さな子供から高齢者まで安心して食べることができます。
さまざまな栄養素を含んでいるため、離乳食や体調が悪いときの食事にも適しています。

3. 保存食として利用:
焼き麩は乾燥しているため、保存期間が長く、高温多湿な場所を避ければ長期保存が可能です。
非常時の備蓄食品としても適しています。

4. 低カロリーなデザート:
お麩は味にクセがなく、一工夫すればお菓子やデザートにもなります。
低カロリーなため、フレンチトーストやラスクのようなデザートとして使用すると、カロリーを控えることができます。

まとめ

お麩はシンプルな見た目ですが、実は栄養がたっぷりつまっています。
使いやすい食材ですし保存もきくので、この機会にいろいろな料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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