栗はどんな栄養があるの?保存方法のコツは?冷凍はできる?

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秋は「食欲の秋」と言われるほど、新鮮な野菜や果物がたくさん収穫されます。

特に甘くてほくほくとした「栗」は、多くの人が楽しみにしていることでしょう。

栗ご飯などはお子さんからご年配の方まで喜ばれて、季節を感じられる一品ですね。

今回は、そんな栗の栄養や保存方法を紹介します。

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栗の栄養素はなに?

栗にはどのような栄養があるのか紹介しますね。

■ デンプン(炭水化物)
栗の食べられる部分の大部分はデンプン(炭水化物)で構成されていて、体のエネルギー源として役立ちます。脂質と比べて、デンプンは迅速に分解・吸収されるため、運動前のエネルギー補給に適しています。

■ ビタミンC
ビタミンCは免疫機能に関与し、ストレスによる身体へのダメージを軽減すると言われています。免疫力アップが期待できますので、積極的に摂るといいですね。

■ 食物繊維
食物繊維はコレステロール値を下げ、脂質および塩分の吸収を緩和し、血糖値の急激な上昇を抑えます。

■ カリウム
カリウムは体内の水分と塩分濃度を調整し、余分なナトリウムを排出するので、高血圧や浮腫予防につながります。

また、渋皮にはタンニンが含まれており、これは活性酸素による酸化を防ぐ役割があります。

栗の保存方法

栗は鬼皮が堅いため、一般的には室温で保存しても問題ないと思われがちですが、栗は水分が蒸発しやすいため、保存の際には冷蔵庫または冷凍庫を使用しましょう。
穴が開いているものや黒ずんでいるものは、事前に取りのぞいてください。

■冷蔵保存
数日以内に消費する場合、栗を新聞紙で包んで冷蔵庫に保存します。3日に一度は新聞紙を交換しましょう。

■冷凍保存
鬼皮がついたままの場合、栗を洗って水分を拭き取ります。その後、ポリ袋に入れて冷凍庫に保存すれば、約3か月間保存できます。茹でた後に冷凍しても問題ありません。

鬼皮を剥いてから冷凍する場合も、上記の手順は同じですが、保存期間は約1か月が目安です。

栗は古くから食べられている

栗はブナ科のクリ属に属し、分類的には果実になっています。縄文時代の遺跡からも出土し、歴史書にもその存在が記録されています。

ただし、一般的に果実と呼ばれている栗の中で、食べる部分は鬼皮と呼ばれる固い茶色の部分ではなく、実は種子部分です。そのため、栗は実際には種実類(木の実)に分類されます。


引用元:農林水産省HP

通常、トゲトゲの外皮の中には3つの実が入っていて、鬼皮、渋皮、そして種子から成り立っています。栗はでんぷんが多く含まれているため、高カロリーですので食べ過ぎには注意しましょう。

栗は大まかに4つの種類に分けられ、一般的に日本で見かける「日本栗」と「中国栗(甘栗)」、お菓子の材料として輸入されることが多い「ヨーロッパ栗」、現在はほとんど流通していない「アメリカ栗」が存在します。

まとめ

秋の到来を告げる栗は、ほくほくとした食感と甘さが魅力です。

ついついそのおいしさに引かれて食べ過ぎてしまいますが、カロリーと糖質が高いため、摂取量は1日に10〜15粒程度におさえましょう!

 

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