パートの休憩時間の時給はどうなる?6時間と8時間では何が変わる?

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パートタイムで働こう!と思った場合、休憩時間の時給は支払われるのか?

また、6時間働くときと8時間働くときはなにが違うのか?

損をしない働き方をするためにも、ここは気になりますよね。

この記事では、休憩の定義や休憩時間と賃金の関係について、労働基準法を確認していきたいと思います。

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パートの休憩時間の時給はどうなる?

勤務中の休憩時間は、労働者に対して賃金が支払われてほしいところですが、実際には労働をしていないため賃金は支払われません

このルールは正社員や契約社員、パートやアルバイトなど、就業形態に関わらず同じなんですね。

休憩時間は労働時間に応じて定められるため、就業形態によって変わることはありません。

では、勤務中にどの程度の休憩時間を確保できるのでしょうか?

労働基準法での休憩時間の定め方は?

労働基準法では、従業員が1日の労働時間が6時間超えの場合、労働者に対して必要な休憩時間を与えることが決められています。

休憩時間の長さは、勤務時間によって変わります。

●6時間以内の場合➔なし
●6時間以上8時間未満の場合➔45分

●8時間以上の場合➔60分以上

この時間を法律上の必要最低限度としています。

また、休憩時間は労働時間中に組み込まれることが必要であり、事前に休憩を取ることはできません。

ただし、特定の場合には、休憩時間が労働時間から除外されることがあります。

パートの休憩時間の重要性とは?

休憩は、労働者が仕事を長時間働くうえで、身体的・精神的ストレスの解消やリフレッシュ、仕事効率アップなど、多くのメリットがあるんですね。

たとえば、労働者が休憩をとらずに長時間労働を続けた場合、作業効率や生産性は下がり、ミスやミスの修正にかかる時間が増えることになる恐れがあります。

また、心身共に疲労がたまった状態で仕事を続けることは、ストレスや病気、さらには労働災害につながる場合もあります。

大きな事故が発生したら大変なことになりますね。

続けて仕事をすることで、ぼんやりとした思考や冷静かつ分析的な思考を取り戻すために、適度な休憩を取ることが必要ですね。

タバコやトイレは休憩時間になる?

トイレタイムは、勤務中の休憩時間には含まれません。

タバコの休み時間ははっきりとした区別がされていないものの、少ない時間で仕事に戻れる時は作業時間内とみなされることもあります。

しかし、喫煙スペースが遠く離れていたり、頻繁に喫煙スペースに足を運んだりする場合、労働時間に含まれない可能性があります。

良識を持って行動することが重要ですね。

パートの休憩時間を取らなくてもいい?

時給で働くパートタイムやアルバイトの人の中には、少しでも多く稼ぎたい気持ちから、休憩時間を取らずにその分働きたいと思う人もいるかもしれませんね。

しかしながら法令に基づき、労働時間中には一定の休息を確保することが必須となっています。

これを守らない場合、雇用者は6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金というペナルティを課せられます。

休憩は労働者の権利であると同時に義務でもあるんですね。

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